パーソルP&T、「Microsoft Power Platform 内製化支援サービス」を提供

パーソルプロセス&テクノロジー(パーソルP&T)は2022年4月20日、「Microsoft Power Platform 内製化支援サービス」を提供開始した。アプリケーション開発の内製化を支援するサービスであり、ローコード/ノーコード開発ツールのPower Platformを活用する。大きく、トレ-ニング、PoC環境構築、アプリケーション作成支援、管理・監視の4つのサービスを提供する。

 パーソルプロセス&テクノロジー(パーソルP&T)の「Microsoft Power Platform 内製化支援サービス」は、アプリケーション開発の内製化を支援するサービスである。ローコード/ノーコード開発ツールのPower Platformを活用する。トレーニングやPoC構築から開発、監視まで、大きく4つのサービスを提供する(図1)。これらから必要なサービスだけを選んで導入できる。

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  1. トレ-ニングサービス
  2. PoC環境構築支援
  3. 業務アプリケーション作成支援
  4. アプリケーションの管理・監視サービス

 (1)「トレーニングサービス」は、人材育成と定着化を目的に、企業の要望に沿った研修を実施する。トレーニングは、パーソルP&Tのエンジニアが担当する。トレーニングメニューは、ワークショップ、アセスメント、ハンズオンの3つを用意した。ユーザーの目的・習熟度から、初心者向けの「キャンパスアプリ習得コース」と、中級者向けの「モデル駆動型アプリ習得コース」に分けて実施する。

 (2)「PoC環境構築支援」は、Microsoft Teamsを利用したPoC環境を構築し、ユーザー自身で操作できるように操作マニュアルを提供する。PoC環境では、サンプルアプリケーションを作成して検証する、といったことが可能である。

 (3)「業務アプリケーション作成支援」は、時間と工数の確保が難しいユーザーに代わってパーソルP&Tが業務アプリケーションを作成する。本番利用を想定し、要件のヒアリング、業務フローの提案、アプリケーションの作成・保守までを支援する。

 (4)「アプリケーション管理・監視サービス」は、機密データが意図せず外部に公開されてしまう情報漏洩などのリスクを減らすため、作成したアプリケーションを管理・監視する。管理・監視ツールとして「Microsoft Power Platform Center of Excellence」を用いる。

 背景には、多くの企業がレガシーシステムやIT人材不足、ベンダーロックインなどの課題を抱えている事情がある。こうした状況を受けて、プログラミングの知識がなくても業務アプリケーションを作成可能なローコード/ノーコード開発ツールに注目が集まっている。中でも、Power PlatformはMicrosoft Officeや各種クラウドサービスとの連携が容易だとパーソルP&Tは指摘する。

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