ナイキのアスリート革新方法「ナイキスポーツリサーチラボ」とは

8年前、Nike(ナイキ)はナイキスポーツリサーチラボ(NSRL)を拡張することを決意した。その当時、NSRLは本社の向かいにあるミアハムビルディングに入っていた。 現在NSRLは当時の5倍の規模となり、新設のレブロン・ジェームズ・イノベーションセンターの最上階で研究を行っている。このセンターは非常に広く、そのためアスリート、研究者、イノベーターたちが私たちの日々着用する製品の開発を共同で行うことを可能にしている。

Tableauが自然言語で質問してSlack内でデータのクエリができる統合機能を発表

組織全体にわたって多くの人がデータをもっと利用しやすくすることを目指す Tableau が、米国時間11月9日の #Data21カスタマーカンファレンス で、自然言語で質問するとSlack内でデータのクエリができる機能を発表する。これは、Slackとのこれまでの統合をさらに発展させるものだ。

Microsoft Azureがハイブリッドおよびマルチクラウドの機能を拡大

Microsoft Azure は近年、競合他社と同様、企業が単一のプラットフォームを使ってクラウドや自社のデータセンターの仮想マシンやコンテナを管理できるツールを数多く発表してきた。その主要なツールが Azure Arc だ。Microsoft(マイクロソフト)は米国時間11月2日のIgniteカンファレンスで、Arcの新機能やハイブリッドおよびマルチクラウドのラインナップ全体を紹介した。このイベントがITプロフェッショナルを対象としていることを考えれば、Igniteでの発表は驚くにあたらない。

SIEMを機能させるための必要条件

GartnerはSIEM(Security Information and Event Management)を、セキュリティ機器、ネットワークインフラ、システム、アプリケーションが生み出すイベントデータを集約する技術と 定義する 。SIEMの主なデータソースはログデータだが、他の形式のデータ(ネットワークテレメトリーデータなど)も処理できる。 

国家戦略としてAIに臨むアイルランド、知られざるAI強国の実力

北西ヨーロッパに位置するアイルランドは、以前から国家を挙げてIT産業を育成していることで有名である。2021年7月、同国はAI産業を支援する新たな国家戦略「AI – Here for Good」を発表した。新たな国家戦略によって、アイルランドがAIの技術・活用レベルを一段と上げて成長を遂げることが予想される。今回は、最近のドイツの現地記事からアイルランドが国を挙げて取り組むAI戦略とその成果についてお伝えする。報道を見るにドイツは、EUの一員としてアイルランドの急速な進展をドイツ産業界への危機と認識し、焦りを感じているようだ。

グーグル、次世代のAIアーキテクチャー「Pathways」を発表–マルチタスクが可能に

Googleの人工知能(AI)担当責任者で、ディープラーニング(深層学習)やAIを主要な研究テーマとするプロジェクト「Google Brain」を共同で立ち上げたJeff Dean氏によると、現在のAIモデルは1つの芸当しかできない段階にあり、「通常は1つのことしかできないように訓練されている」という。しかし、「 Pathways 」という新たなアプローチにより、多数の芸をこなすよう訓練できるようになる可能性があるという。

Google CloudがBigQuery Omniの一般提供を開始

Google(グーグル)は 2020年夏 にAnthosベースのマルチクラウドデータ分析ソリューションであるBigQuery Omniを初めて公開した。米国時間10月12日、毎年恒例のCloud Nextイベントで同社はBigQuery Omniの一般提供を開始したと発表した。Omniの特徴は、標準的なBigQueryのインターフェイスを使ってMicrosoft(マイクロソフト)のAzureやAWSなど他のクラウドにあるデータのクエリを実行できることだ。クラウド間でデータを移動する必要はない。

1 31 32 33 34