CNDT2021、ミクシィのSREによるEKS移行の概要を解説するセッションを紹介
CloudNative Days Tokyo 2021から、株式会社ミクシィのセッションを紹介する。家族で写真動画を共有する「家族アルバム みてね」の運用担当エンジニアが、仮想マシンからコンテナへの移行、インフラストラクチャーアズコード(IaC)を実践するための改善点、オブザーバービリティ向上のためのNew Relic導入などを解説した。タイトルは「全世界のユーザーが快適に利用できるクラウドネイティブなシステムを目指して」、担当したのはミクシィのSREである清水勲氏だ。 ミクシィのSRE、清水勲氏がセッションを担当 サービスの紹介の後に、世界を対象にしたサービスを運用する際の課題を解説。ここでは東京にメインのサーバーが置かれている状況で世界中からのアクセスをどうやって高速化するのか、問題発生時の解決のための工夫などについて解説を行った。 SREとしての課題を解説 より安定したネットワークを実現するために、ミクシィが利用しているAWSの機能であるS3 Transfer Accelerationを使って、エッジである日本以外の国や地域からのアクセスを高速化したことを紹介。 S3 Transfer Accelerationを利用 これは海外から直接東京リージョンのS3にデータを送信するのではなく、エッジのロケーションのストレージで一旦受けてから東京リージョンのストレージに高速送信をすることで、ユーザー体験としての高速化を目指したものといえるだろう。 また通信状況や端末の環境によって起因するトラブルや遅延を検知するために、New Relicのオブザーバービリティプラットフォームを採用していることを解説した。 端末側でメトリクスを採取する仕組みを導入 ユーザーがアップロードするデータはS3に向けて送信され、メトリクスはNew Relicのクラウドサービスに向けて送信することで、サービスの運用担当者はNew Relicのダッシュボードからシステムの状態を確認することができる。…
