CNDT 2022、事業会社におけるゼロトラスト実施の反省を語るLayerXのセッションを解説

CNDT 2022から、LayerXのCTO室所属、鈴木研吾氏によるセッションを紹介する。LayerXは支出管理のSaaSを開発提供するベンチャー企業で、三井物産と共同出資でデジタル証券による資産運用のためのサービスの開発も行っている。鈴木氏はゼロトラストネットワークに関するオライリーの書籍の監訳も行っており、ゼロトラストネットワークを実装する知見は充分に持っていると言えるだろう。

日本企業の半数が「3〜5年のうちに自社が後れを取る恐れ」と懸念–デル調査

デル・テクノロジーズは、企業の変革に関する意識について調査した「Innovation Index」の結果を発表した。これによると、全体の57%(日本50%)が、イノベーションのパイプラインおよび企業/組織文化の健全性を鑑みたところ、「3~5年のうちに自社/自組織が他に後れを取る恐れがある」と懸念していることが分かった。

第8回:デザイン思考、DevSecOps–単なる開発を超えて(前半)

現代社会は多くのものがソフトウェアで成り立っており、絶えず変化するニーズに応じられる柔軟でスピーディーな開発が求められています。その一方、何が正解(ゴール)なのかが分からない、という不確実性の時代でもあります。不確実性に対処するには「アジャイル開発」が最も有望ですが、その成功裏の実践には、従来の常識の解体と再構築が必要です。

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