「AIフォーラム2023」が東京大学とMicrosoft Research Asiaにより開催された。両者はAIと社会・科学のシナジーを追求し、研究成果を共有した。グリーントランスフォーメーションやダイバーシティ&インクルージョン、AI研究の推進などが議論された。特に、Microsoftは新型AI「phi-1」、「phi-1.5」を開発し、これらはより小型ながら大型言語モデルと同等の性能を有することが明らかにされた。
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SAPがバンガロールの開発者会議で公開、生成AI「Joule」の新たな展開
2023年11月、SAPはバンガロールで初めて開発者イベント「SAP TechEd」を開催し、開発者が迅速に革新的なアプリケーションを開発するサポートを強化。注目されたのは生成AI「Joule」の導入とデータマネジメントツール「SAP HANA Cloud」を含むBTPの新機能です。また、開発者向けツール「Generative AI Hub」の提供を予定し、AI技術を利用したビジネス変革を推進しています。
AI開発競争から見る「デジタル冷戦」の行方
米中対立により、テクノロジー開発がいわゆる「デジタル冷戦」の形を取り始めている。米国がこの戦争でリードするためには、民主主義陣営が協力と変革を優先し、国際的な協力関係を強固にすることが求められる。特に、人口規模ではなくデータポイントが重要となるAI開発においては、データ共有政策やイノベーションの追求による全球協力がキーとなる。
DXの脇役になりがちな「非構造化データ」の重要性 データレイクとコンテンツレイクの棲み分けを考える
ハイブリッド/マルチクラウド化が普及する中、「Box」の引き続き高まる利用率に焦点を当てる。デジタルトランスフォーメーション(DX)において、コンテンツも重要な情報リソースと位置づけられ、その管理に「コンテンツレイク」が引き合いに出される。また、「API基盤」の導入を通じてデータとコンテンツへのアクセスを容易にし、アプリケーションの内製化を実現することでDXを加速。Boxの特性を活かした新しい活用法も紹介されている。
プロダクトライフサイクルでのシフトレフトを推進―開発者ファーストの思想で一貫したDevSecOps環境を実現するSnyk
DevSecOpsの取り組みが注目されるなか、その実現を支援するクラウド型セキュリティプラットフォーム「Snyk」が提供されるようになっています。開発工程での脆弱性チェックと修正を可能にし、開発者の負担を軽減します。また、先進的なAIによる自動修正機能やSBOMへの対応も強化されており、多くの企業から注目・利用されている場面が多く見られます。
重要なデータが集まるエンドポイントをどう守ればいいのか?「防御」と「侵入後の対策」から布陣を考える
サイバー攻撃対策技術を提供するCybereasonの特徴が、「Security Online Day 2023 秋の陣」で紹介されました。日本法人の今村友哉氏によると、同社のエンドポイント保護技術は、「MITRE Engenuity ATT&CK評価 第5ラウンド」で高評価を得ました。また、同社は直感的なUIと複数端末への一括対応機能、MDRサービスなどが評価されていると述べました。