データ分析システムの全体像を理解する(7) データレイクとNoSQLデータベース
前回 で紹介した「統計的な分析」が行われる「ビッグデータ解析」分野においては、「非定型な分析」で使われるものとは異なったテクノロジーが必要となります。データウェアハウスとは異なる構造を持つデータレイクや、RDBMSとは異なる種類のNoSQLデータベースがその例です。これらのテクノロジーのうち、今回はデータレイクとNoSQLデータベースについて解説します。
「Azure VNet」の主な用途とは? 「Amazon VPC」との比較ポイントは
「Azure VNet」はMicrosoftの仮想ネットワークサービスで、クラウドサービス群「Microsoft Azure」のさまざまなリソースをホストできる。同等のサービスは「Amazon VPC」である。各サービスはVPNを持ち、負荷分散機能とセキュリティ設定がある。どちらが適しているかは、企業の要件や習熟度による。
アップルがSiri改善のためフィードバック収集アプリ「Siri Speech Study」をひそかに提供開始
Apple(アップル)は最近、対象ユーザーから音声データを収集するための研究を開始した。2021年8月初め、同社は「 Siri Speech Study 」という新しいiOSアプリをApp Storeで公開した。このアプリは、オプトインした調査参加者が自分の音声リクエストやその他のフィードバックをAppleと共有できるようにするもの。同アプリは世界の多くの市場で利用可能だが、公開されている「ユーティリティ」カテゴリーを含め、App Storeのチャートには登録されていない。
ユーザーがニーズに合わせてAIを訓練、パーソナライズできるAlexaの3つの新機能
Amazon(アマゾン)は、消費者がAlexa体験をさらにパーソナライズできる3つの新機能の展開を準備している。簡単なツールを使ってAlexa(アレクサ) AIのトレーニングを行えるようにするのだ。数カ月後には、家庭内で鳴っているドアベルやインスタントポットのチャイム音などの特定の音を識別するといった仕事を、消費者がAlexaに教えることができるようになる。また、Ring(リング)ユーザーの場合は、閉まっているはずのドアが開いているといった、何かが視覚的に変化したことをAIが気づくことができるようになる。さらに、好きなスポーツチームや好みの天気予報アプリ、食べ物の好みなどを、自分の好みに合わせてAlexaにはっきり指示を出すことができるようになる。
Google Cloud の先進サービスとアクセンチュアの業界知見/ノウハウが結実した次世代の配送ルート最適化ソリューション「Route Now」
Google Cloud で提供される各種 AI やデータ処理基盤、アプリケーション基盤などのクラウドサービスを用いて、多くの企業がデジタル変革(DX)を加速させている。だが、これらのサービスの能力を最大限に引き出しながらビジネス価値を生み出すことにおいて、“アクセンチュア|Google Cloud” は最強のタッグといえる。最終回となる今回は、アクセンチュアの豊富な業界知見とノウハウを Google Cloud の先進技術と組み合わせることで誕生した配送ルート最適化ソリューション「Route Now(ルートナウ)」を紹介する
ネットスコープとマクニカ、SD-WANの国内展開で協業–ゼロトラスト具体化も
Netskopeとマクニカは5月9日、SD-WAN(ソフトウェア定義型WAN)の国内展開で協業すると発表した。金融や製造など多拠点を有し、ゼロトラストセキュリティ環境の整備を検討する企業などに提供する。
AIは既に顔認証や音声認識、翻訳などさまざまな分野で実用化されていますが、ChatGPTの出現により自然言語処理能力についても十分実用レベルに到達していることが広く認識されました。それどころか、あまりにも急速に賢くなっていて、いったいどこまで行くのだろうと不安視する声も聞こえてきます。
住友商事、グループ約900社のビジネス変革をAWSで加速–デジタルソリューションの総合商社目指す
住友商事は、Amazon Web Services(AWS)上で世界66カ国・グループ企業約900社のビジネス変革を加速し、デジタルソリューションの総合商社を目指す。同社はこの取り組みの一環として、AWS上にグループ共通のクラウド利用基盤「SCデジタル基盤」(SCDP)を構築し、さらにSAP環境のAWS移行を開始した。アマゾンウェブサービスジャパンが6月22日に発表した。
セブン-イレブンのデジタル改革を支えるHashiCorp──両リーダーが語る、クラウド戦略の進め方
クラウド活用の高度化を進め、次世代店舗システムの構築を進めているコンビニ業界の雄であるセブン-イレブン・ジャパン。開発・運用環境が多様化し複雑化する中、組織内のガバナンス管理とアジリティ向上の両立を進めていくため、同社が導入しているのがHashiCorp製品だ。同社がHashiCorpを導入した背景には、どのような課題や目的があったのか。
マイクロソフトのAI研究者、独自開発の軽量型言語モデルや医療のAI活用を語る
「AIフォーラム2023」が東京大学とMicrosoft Research Asiaにより開催された。両者はAIと社会・科学のシナジーを追求し、研究成果を共有した。グリーントランスフォーメーションやダイバーシティ&インクルージョン、AI研究の推進などが議論された。特に、Microsoftは新型AI「phi-1」、「phi-1.5」を開発し、これらはより小型ながら大型言語モデルと同等の性能を有することが明らかにされた。