Facebookが「個人データ管理ツール」を改訂、8つに細分化されデータ利用の説明も追加 | TechCrunch Japan

米国時間1月12日にFacebook(フェイスブック)は「Access Your Information(個人データ管理ツール)」を改訂した。使いやすく見つけやすくするとともに、データがなぜ、どのように使われているかを詳しく説明することが目的だ。新しいバージョンのツールはデザインも変更になり、確認することのできる情報カテゴリーが8つになった。以前は2つだけだった。 このツールは2018年に初めて公開された。Cambridge Analytica(ケンブリッジ・アナリティカ)スキャンダルが勃発し、Facebookユーザー最大8700万人の個人データが流出した後のことだ。事件後Facebookは同社アプリの動作にいくつもの変更を加え、ユーザーがもっと簡単にFacebookのプライバシー設定を発見、活用できるための新機能を追加した。 その1つが個人データ管理ツールで、ユーザーが自分のFacebook投稿、リアクション、コメントなどを検索して安全に管理する方法を提供するものだ。狙いはユーザーがこのツールを使って自分の情報を引き出し、「Facebookに載せておきたくないものは何でもタイムラインやプロフィールから削除」できるようにすることだ。 これまでこのツールでは、データのカテゴリーが「あなたの情報」と「あなたに関する情報」という大まかな2つに分かれているだけだった。改訂版では8つのカテゴリーに分けられた。 Your Activity Across Facebook(Facebookでのアクティビティ) Friends and Followers(友達とフォロワー) Preferences(設定) Personal Information(個人データ) Logged Information(記録済み情報) Ads Information(広告情報) Apps and Websites Off

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スマホで牛の繁殖管理を–ファームノート、「Farmnote Colorアプリ」を配信

 酪農・畜産向けIoTソリューションを提供するファームノートは、スマートフォンだけで繁殖管理を実現するアプリ「Farmnote Color」( iOS / Android )の配信を開始した。  これまで、生産者のスマートデバイスに牛の発情兆候や疾病疑いなどをリアルタイムに通知するセンサー「Farmnote Color」を利用する場合、クラウド牛群管理システム「Farmnote Cloud」の利用が必要だった。  Farmnote Cloudは、管理可能なデータ項目が多岐に渡る一方で、シンプルな利用体験を希望する生産者にとっては複雑さを感じる製品だったという。また、国内のスマート畜産の普及という観点からも、酪農・畜産経営で重要な繁殖管理に特化したシンプルな機能とITリテラシーを問わないユーザーインターフェースの必要性を感じていたという。  今回配信を開始する同アプリは、ITリテラシーを問わない、誰でも簡単な操作を特徴としており、これまでスマート畜産に難しさを感じていた生産者でも利用が可能だという。  また、牛個体の情報への必要遷移数がFarmnote Cloudの約半分になっているほか、発情発見、授精、妊娠鑑定、乾乳、分娩を直感的な操作で記録可能。牛の発情兆候、疾病疑い、反芻量の変化についての通知機能も備えた。  同社では、すべての酪農・畜産生産者にスマート畜産のメリットを改めてPRし、国内農業の生産性向上と競争力強化に貢献していくとしている。 Source: スマホで牛の繁殖管理を–ファームノート、「Farmnote Colorアプリ」を配信

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「Windows 10」新プレビュー、タスクバーにニュース機能など

Microsoftは米国時間1月6日、「Windows 10」への搭載を検討している「News and Interests」(ニュースと関心)という新機能のテストを「Windows Insider Program」のDevチャネルで開始すると発表した。この機能では、ニュースや天気、その他の情報といったフィードを個人の好みに応じてカスタマイズできる上、タスクバーから直接この種のウィジェットにアクセスしたくないというユーザーのために、完全に無効化することもできるようになっている。

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L is Bの「AI-FAQボット」に新機能–チャットボットに質問して申し込みまで完結

 L is Bは1月8日、問い合わせ対応業務を自動化するサービス「 AI-FAQボット 」において、チャットで質問してそのまま申し込みができる受付機能を追加したと発表した。  AI-FAQボットは、チャットボットと会話するだけで求める回答を得られる独自AIエンジン搭載のFAQソリューション。24時間365日稼働するAI-FAQボットの自動回答により、担当者の業務負担を軽減するだけでなく、利用者は任意のタイミングで問い合わせられるため、生産性と同時に利便性も向上できることが特徴だ。  今回新たに追加した受付機能は、利用者がチャットボットとの会話で問題解決した後、そのまま申し込みができる機能。従来、申し込みや申請に誘導する際は、チャットボットに申し込みフォームなどの外部URLを登録することで利用者へと案内してきたが、受付機能により、チャットボットと会話をするだけで画面遷移せず、申し込みが完了できるようになった。  受付内容の設定は、FAQの設定と同様に、Excelに設問内容を入力し、AI-FAQボットの管理画面に登録するだけ。利用者から入力されたデータは自動で蓄積され、管理画面からcsvデータとしてダウンロードすることも可能。チャットボットによる受付機能単体でも利用でき、申し込みや申請受付をユーザーフレンドリーにカスタマイズすることもできるという。  たとえば、これまでのチャットボットだと、住民から粗大ごみの出し方(収集日、処理料金)といった質問には回答できたが、実際にごみ処理を実施するには、ごみ回収申し込みまでの対応が必要だった。このような場合、問い合わせ対応にとどまらず、申し込みや申請完了までチャットボットで対応できれば、さらに業務の効率化を図ることが可能となる。  同社では、AI-FAQボットを利用する官公庁や地方自治体、企業から「問い合わせ時に申し込み受付まで対応したい」という要望が多く届いたことから、受付機能を標準機能として提供することにしたという。すでにAI-FAQボットを利用していれば無料で使用できる。 Source: L is Bの「AI-FAQボット」に新機能–チャットボットに質問して申し込みまで完結

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「クラウドベンダーのHCI」が注目されない理由と、HCIベンダーが目指す未来

Amazon Web Services(AWS)やMicrosoftなど、クラウドサービスを提供するベンダーも「ハイパーコンバージドインフラ」(HCI)の分野に参入している。こうしたベンダーは、HCI市場で確固たる地位を確立しているHCIベンダーに挑むことになる。  主要なクラウドベンダーは「AWS Outposts」「Azure Stack HCI」などオンプレミスデータセンターに設置するHCIと同様のアプライアンスを提供しており、これらの製品は各ベンダーのクラウドサービスと連携する。「クラウドベンダーはさまざまな分野に割って入ることを望んでいる。HCIベンダーの既存シェアの一部を脅かすことになるだろう」。市場調査やコンサルティングを手掛けるEvaluator GroupでHCI分野のアナリストを務めるエリック・スラック氏はこう指摘する。

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DAL、EDIツール新版「ACMS Apex V1.5」、Web APIを介した接続先SaaSを拡充

[ 新製品・サービス ] DAL、EDIツール新版「ACMS Apex V1.5」、Web APIを介した接続先SaaSを拡充 2021年1月8日(金) 日川 佳三(IT Leaders編集部) データ・アプリケーション(DAL)は2021年1月8日、EDI(電子データ交換)ソフトウェアの新版「ACMS Apex V1.5」の提供を開始した。新版では、OAuth 2.0を実装し、SAP S/4HANAだけでなく各種SaaSにWeb APIでアクセスできるようにした。価格(税別)は、買い取りの場合で60万円から。  ACMSは、流通業の受発注データを業界標準プロトコルでやり取りするためのEDIソフトウェアである( 関連記事 : DAL、EDI/EAIツール「ACMS Apex」のSAP S/4HANA連携を強化、REST/SOAP APIで接続 )。全銀協手順などのレガシー手順のほか、ebXML

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「Azureエッジ」で船に乗ったAI、人間を超えた機能とは

全4222文字 船舶用機器のJRCSが人工知能(AI)で航路を監視するシステムを開発した。AI機能を持つクラウドのエッジサーバーを採用し、航海時も使えるようにした。開発のためIT人材を採用し、デジタル変革(DX)を推進している。 (写真提供:JRCS) [画像のクリックで拡大表示]  「実証実験に参加した阪九フェリーの船長5人全員から、安全運航に役立つとの評価を得た」。山口県を拠点に船舶用制御システムを手掛けるJRCSの空篤司執行役員最高デジタル責任者(Chief Digital Officer)は、海上の危険を察知する人工知能(AI)システムの手応えをこう話す。  阪九フェリーとの実証実験は2020年8月に実施。同年11月16日、既存の船舶に後付けで導入できる製品として、状況認識システム「infoceanus command(インフォシアナス コマンド)」の提供を始めた。 図 JRCSが構築した状況把握システム「infoceanus command」 AIで海上の危険を察知(写真提供:JRCS) [画像のクリックで拡大表示]  infoceanus commandは航海士による海上監視を支援する。一般に航海士は航行中、常に双眼鏡で漂流物や漁網など海上の障害物を監視する。小型船舶も監視対象になる。船舶同士が互いの位置を知らせる「自動船舶識別装置(AIS)」を搭載していないからだ。監視業務は大きな負担となっている。  infoceanus commandは船上のカメラが捉えた映像をAIで解析し、物体を検出するとカメラ映像上でハイライト表示する。これにより監視業務の負担を軽減すると同時に、目視による見落としを防ぐ。  目視よりも物体検知の精度が高いという。特に夜間は海上の光点を検出・識別する技術により、赤外線カメラやLiDAR(ライダー)などの高額なセンサーを使わずに検出する。GPS(全地球測位システム)による自船の位置、AISによる他の船舶の位置、風向風速や潮流といった気象・海象の情報を取り込み、航海地図の画面に表示する機能なども備える。 図 infoceanus commandの「航路ナビ」機能 自船・他船の位置、気象・海象を海図に表示(写真提供:JRCS) [画像のクリックで拡大表示]

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[ブックレビュー]“デキる社員”の秘密–「AI分析でわかった トップ5%社員の習慣」

どんな会社にも、常に成績がトップクラスの「デキる社員」が存在する。彼らは、どんな状況であっても淡々と業務をこなし、成果を上げる。上司や同僚からの信頼も抜群だ。「自分もそんな存在になりたい」と切望するビジネスパーソンも多いだろう。 Source: [ブックレビュー]“デキる社員”の秘密–「AI分析でわかった トップ5%社員の習慣」

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