何があっても潰れず、再起する組織のレジリエンスをどう高めるか – DHBR編集長ブログ

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。正月早々ですが、厳しい経済環境が続きます。まずは生き残ることが大事という現在の状況で、今月号は、組織のレジリエンス(再起力)の特集を組みました。 Source: 何があっても潰れず、再起する組織のレジリエンスをどう高めるか – DHBR編集長ブログ

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NEC、車載カメラの伝送データ量を抑制する「学習型メディア送信制御技術」を開発、2021年度に商用化

NECは2021年1月8日、車載カメラの映像データのうち、信号機などの注目領域以外の画質を低くして送信データ量を削減する技術「学習型メディア送信制御技術」を開発したと発表した。危険予兆検知に必要な物体検出、距離推定、レーン検出などの精度を維持しつつ、無線通信帯域を最大で10分の1に削減できる。これにより、走行環境の異常や運転手・乗客の状況をリアルタイムに検知するなど、遠隔見守りを高度化できる。同年度中に、同技術を採用したサービス「車外・車室内状況見守りソリューション」を商用化する。 Source: NEC、車載カメラの伝送データ量を抑制する「学習型メディア送信制御技術」を開発、2021年度に商用化 | IT Leaders

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「ファーストパーティーデータ」はターゲティング広告に使えるか

 広告をパーソナライズする手段としてサードパーティーcookie(訪問先Webサイトとは異なるドメインに関連付けられたcookie)の利用が封じられた企業は、それに変わる方法を模索している。現時点で選択肢に挙がるのは以下の5つだ。 IDプロバイダー ファーストパーティーデータ サブスクリプションユーザーベース デバイスフィンガープリンティング コンテキストターゲティング 脱cookieでマーケティングが変わる cookieとプライバシー  今回はそのうち2つを紹介する。 1.IDプロバイダー  サードパーティーcookieなしでオンラインユーザーを特定できるIDを提供しているIDプロバイダーが少数ながらある。GoogleやAmazon.com、Facebook、Apple、Netflixといった、「ウォールドガーデン」と呼ばれる自社サービスへの囲い込み施策を取る巨大IT企業に対抗するためだ。  ユーザーがWebサイトを訪問し、その運営者に自分の情報の使用を許可すると、運営者はそのユーザーの許可を提携先のIDプロバイダーと共有する。これによりIDプロバイダーはそのユーザーのIDを作成し、Webサイト運営者はターゲティング広告の配信にそのIDを使用できるようになる。  例えばIDプロバイダーのLiveRampはIDサービス「LiveRamp IdentityLink」を提供している。LiveRamp IdentityLinkは、デバイスやマーケティング支援システムで使われる多様なIDを正確にひも付けることで、企業の顧客理解を深めることを可能にする。これにより企業はIDの行動履歴や属性にマッチした広告を購入し、パーソナライズされたマーケティング戦略を推進できる。  「LiveRampはユーザーの匿名性を確保しながら、今このタイミングでこのデバイスからWebサイトにアクセスしているユーザーが、例えば『マンハッタンにいるアリ・パパロだ』と特定できる」。DSP(Demand Side Platform:広告主向け広告配信プラットフォーム)を手掛け、LiveRampと提携したBeeswaxのアリ・パパロCEOはこう語る。 2.ファーストパーティーデータ  企業はサードパーティーcookieを利用できなくなっても、引き続きファーストパーティーデータ(訪問先Webサイトのドメインに関連付けられたデータ)を広告に利用できる。 続きを閲覧するには、ブラウザの JavaScript の設定を有効にする必要があります。 Source:

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CitrixのDaaSは「エコシステム」と「Microsoftとの協業」が強みか

 Citrix Systemsの歴史は、オンプレミスのデータセンター市場から始まる。しかし同社は重点事業を、デジタルワークスペースサービス群「Citrix Cloud」を始めとしたクラウドサービスに移行させつつある。  前編「 NutanixのDaaS『Xi Frame』とは? 利点と注意点を整理 」に続く本稿は、同社のDaaS(Desktop as a Service)「Citrix Managed Desktops」(「Citrix Virtual Apps and Desktops Standard for Azure」に名称変更。以後Citrix Managed Desktops)の特徴を整理し、NutanixのDaaS「Xi Frame」と比較する。 併せて読みたいお薦め記事 Citrix製品について詳しく DaaSの最新動向をチェック

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欧米の法執行機関、サイバー犯罪者愛用のVPNを差し押さえ、ユーザー特定

 欧州刑事警察機構(Europol)は12月22日(現地時間)、世界中のサイバー犯罪者が使っていたというVPNサービスを提供していた3つのドメイン「Insorg.org」「Safe-Inet.com」「Safe-Inet.net」を停止させ、欧米にあるインフラを押収したと発表した。現在このサービスのURLを開くと、Europolが貼った「このドメインは押収した」という画像が表示される。 Source:

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遠隔聴診が可能なオンライン診療システムを提供へ、シェアメディカル

 シェアメディカルは遠隔聴診が可能なオンライン診療システム「ネクステート・シナプス」を2021年1月から提供すると発表した。同社のデジタル聴診デバイス「ネクステート」を活用する。 デジタル聴診デバイス「ネクステート」を活用したオンライン診療のイメージ (出所:シェアメディカル) [画像のクリックで拡大表示]  ネクステートは医師や看護師が所有している既存の聴診器の音をデジタル化するデバイス。今回シェアメディカルはネクステートとインターネット回線を利用し、患者の聴診音を遠隔地にいる医師に伝えることに成功した。在宅医療などで患者と離れた場所にいる医師の利用を見込む。  シェアメディカルによると、既存の多くのビデオ会議システムは聴診音を転送するのが難しいという。システムが低音域の聴診音をノイズとして認識し、転送をキャンセルするためだ。同社は今回、聴診音がノイズキャンセルされないシステムを開発。エヌ・ティ・ティ・スマートコネクトの音声・映像伝送システムと組み合わせることで、遠隔地の患者をリアルタイムに聴診できる仕組みを整えた。 デジタル聴診デバイス「ネクステート」 (出所:シェアメディカル) [画像のクリックで拡大表示]  ネクステート・シナプスを利用する際には、ネクステート本体の他に設定済みのタブレット端末やスマートフォンが医療機関に送付される。医療機関は回線の契約などをすることなく、すぐに利用を開始できるという。患者宅に訪問する訪問看護師と診療所にいる医師をつなぐ場合には、スマホを介して映像やネクステートで取得した聴診音を送信し、医師がタブレット端末で受信するといった使い方を想定する。  シェアメディカルは今後、既存のオンライン診療システムでネクステートを利用するためのソフトウエア開発キットの提供を検討している。現在はネクステートとスマホなどは有線接続する必要があるが、専用のレシーバーを開発することで、ワイヤレス接続できるようにする方針だ。 Source:

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クラウドDBMS「Oracle MySQL Database Service」に新機能 分析エンジンを搭載

 Oracleは2020年12月2日(現地時間)、「Oracle MySQL Database Service」の新機能として、MySQLデータベース用分析エンジン「MySQL Analytics Engine」を一般提供すると発表した。MySQL Database Serviceは、同社のデータベース管理システム(DBMS)「MySQL Enterprise Edition」のクラウドサービス版だ。 併せて読みたいお薦め記事 充実しつつあるDBaaS クラウドデータベース関連の注目トピック データ分析ニーズの高まりに配慮  ユーザー企業はMySQL Analytics Engineを利用することで、MySQL Database Serviceでオンライントランザクション処理(OLTP)に加えてオンライン分析処理(OLAP)を直接実行できるようになる。MySQLデータベースは従来、主にOLTPに使用されてきた。今回の新機能で、近年目立ってきたデータ分析用途のニーズに応える。 続きを閲覧するには、ブラウザの JavaScript の設定を有効にする必要があります。 Source: クラウドDBMS「Oracle MySQL

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求人情報サイトのバイトル、DB仮想化ストレージ「Delphix」で開発生産性を向上

[ 事例ニュース ] 求人情報サイトのバイトル、DB仮想化ストレージ「Delphix」で開発生産性を向上 2020年12月24日(木) 日川 佳三(IT Leaders編集部) アルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」などを運営するディップは、アプリケーション開発用のデータベース基盤として、仮想データベースを運用できる仮想ストレージ製品「Delphix(デルフィックス)」(開発元:米Delphix)を導入した。Delphixを販売したアシストが2020年12月24日に発表した。  ディップが運営するアルバイト・パート求人情報サイト「バイトル」では、数億件のデータを高速に検索するため、データベース専用機「Oracle Exadata Database Machine」を使って構築している。  バイトルでは、本番環境だけでなく、開発環境や検証用の環境も、Exadata上の別区画に配置して運用していた。いくつかの開発用データベースを、それぞれ複数の開発プロジェクトで共同利用していた。  しかし、システムが大規模で、なおかつ積極的にサービスを開発していたことから、複数の開発プロジェクトに開発用データベースを割り当てるスケジュール調整が煩雑化していた。開発プロジェクトごとに専用のデータベースを提供する方法も考えたが、ストレージリソースに余裕がなかった。  こうした課題を解消するため、バイトルを運営するディップは、データベース仮想化ストレージ「Delphix」を導入した( 図1 )。少ないストレージ容量のままで複数の開発プロジェクトごとに仮想データベースを割り当てられるようになった。 図1:Delphixの概要。本番データを流用した開発テスト用途のデータベースを簡単に構築できる(出典:アシスト) 拡大画像表示  2020年3月にDelphixのPoC(概念検証)を実施し、2020年8月に実際の開発環境で利用を開始した。現在は、物理ストレージを追加購入することなく、対象とする開発環境を増やし、仮想データベースによってデータベース数も2倍以上の数に増やした。  2021年には、いくつかの大規模開発プロジェクトが控えている。これにあわせて、AWS環境でDelphixを使うことを検討している。AWSを利用することで、データベースだけでなくアプリケーション環境を含めた「プロジェクト専用の開発環境」を素早く構築できる。すでに、テストデータの準備工程をDelphixで自動化する検討も始まっている。  なお、Delphixは、本番データを流用した開発テスト用途のデータベースを簡単に構築できる仮想ストレージである。本番系のデータベースと同期し、Delphix内に構築した複数の仮想ストレージにデータをコピーする。複数のRDBMS(フロントエンドとなるSQLエンジン)から多目的に利用できる。 Source: 求人情報サイトのバイトル、DB仮想化ストレージ「Delphix」で開発生産性を向上

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