Japanese IT global

  • 「OpenAI GPTs」と「画像生成AI」

    「ChatGPT Plus」は、カスタム指示で応答をカスタマイズ可能。GPT Builderで特定用途のGPTを作成可能。また、Made by OpenAI GPTsでは多様な専用GPTが提供されており、学習データは2023年4月までに拡張された。さらに、画像生成AIについて解説されている。

  • サードパーティークッキー廃止に向けて–2024年にマーケターが知るべきこと

     広告業界ではこれまで、抜本的な改革が頻繁に行われてきましたが、2024年は最もダイナミックな改革が予想されています。特に「Chrome」でのサードパーティークッキー廃止計画による変更は影響が大きく、マーケティング担当者やメディアオーナーは、パーソナライズされた関連性の高い広告を消費者に配信するために、大幅なアプローチの変更を強いられることになります。 Criteoはここ数年、業界を率先してサードパーティークッキーの廃止に備えた調整を重ねてきました。「Safari」と「Firefox」はそれぞれ2017年と2020年にサードパーティークッキーを廃止しましたが、Chromeはいまだにブラウザートラフィックの63.5%(執筆時点)を占めており、代替策がない状態でクッキー廃止が行われる場合、広告エコシステムに及ぼす影響はさらに大きなものとなるでしょう。 本記事では、Googleが提唱するプライバシーサンドボックスなどの業界標準ソリューションの最新情報を共有するとともに、多方面にわたる包括的な(ユーザーを特定できる)アドレサビリティー戦略の概要と、今後の広告パフォーマンスの変化に備えるポイントを紹介します。 エコシステムへの影響を評価する 代替策がない中でのアドレサビリティーの変化はエコシステム全体に影響を与えます。パーソナライズされた広告を提供するためには、全てのプレーヤーがオンライン環境全体における消費者の行動(検索、ショッピング、購入の方法)を把握する必要があります。 ブランドや代理店にとって、オーディエンスにアピールし、キャンペーンの効果を正確に測定することが難しくなり、広告費による影響が大きいパブリッシャーや小売業者のサイト、ソーシャルメディアプラットフォーム全体でメッセージ効果を最適化することができなくなります。 アドレサビリティーとアトリビューションの低下により、ブランドや代理店はターゲットとするオーディエンスに合わないパブリッシャーのインベントリーへの入札をちゅうちょするようになるかもしれません。 この関心の低下がパブリッシャーの利益縮小につながり、ブランドの投資全体を抑えることになります。この流れに適応するため、あらゆるパブリッシャーがファーストパーティーデータに注力しており、アピールできない消費者に対するターゲティングオプションを強化して、リテールメディアのオフサイト広告をはじめとする新たな収益源を拡大しています。 ファーストパーティーデータへのアクセス手段が豊富な小売業者であっても、オーディエンスと収益の規模を拡大するため、引き続きファーストパーティーデータ戦略を強化したいと考えています。小売業者が持つサイトでのオンサイトスポンサー広告やディスプレイ広告による収益はアドレサビリティーの変化から守られているものの、このインベントリーにも限りがあるため、小売業者はいわゆるオフサイトと呼ばれる自社のECサイト以外のオープンなインターネット上での収益機会を探っています。 オフサイトでも収益を得ることができれば、データを最大限に生かすことができ、自社のECサイト外でリーチした消費者からのコマースデータを利用して、購買意欲の高い消費者をサイトに再度呼び込めます。こういった戦略が功を奏すかどうかは、ハッシュ化されたメールアドレスなどのファーストパーティーデータを生かせているかどうかにかかっているのです。 こういった課題は消費者の体験に大きな影響を及ぼします。広告がパーソナライズされていない場合、消費者はブランドの商品やパブリッシャーのコンテンツに価値を見いださない可能性があります。それどころか、購入までの道のりで表示されるメッセージの頻度や順序が適切に設定されておらず、同じ広告を何度も見ることになれば、サイトを再訪する意欲を削いでしまい、さらに悪い結果を引き起こします。歯のホワイトニングやダイエット、その他購入意欲の全くないサービスに関する質の低い広告が大量に表示された、過去のアドテクブームの最期をほうふつとさせる事態です。 業界標準のアドレサビリティーソリューション サードパーティークッキー廃止を示唆した2020年のGoogleによる発表以来、業界では過剰なアドレサビリティーソリューションが導入されてきました。さまざまなアドテク企業がクッキーに代わる独自の「代替機能」を提案してきましたが、こういったソリューションの多くがメーカーの組織やプラットフォーム内でアドレサビリティーを最適化するものであり、幅広いエコシステムに対応するための汎用性や相互運用性を制限して、断片化を助長するものでした。 その中で、最も広く議論された業界ソリューションがGoogleの「プライバシーサンドボックス」です。これは、同社が提案したAPIをテストすることでサードパーティークッキーなしにChromeでのアドレサビリティーを維持するワーキンググループの取り組みです。Criteoは数年間にわたりGoogleとプライバシーサンドボックスやイテレーションにおいて協力しており、アドテクのリーダーとして、提案されたソリューションが当社の顧客やパートナーにおける広告パフォーマンスを維持するよう働きかけてきました。 Googleは2024年第1四半期にChromeユーザーの1%でサードパーティークッキーを無効にし、クッキーが全くないトラフィックを5カ月間テストする予定です。Criteoでは、プライバシーサンドボックスソリューションをサードパーティークッキーと比較する形で厳密にテストしており、2024年には一次結果を公開できる予定です。テスト完了後、GoogleはCriteoをはじめとする参加企業からの結果を評価し、英国の競争・市場庁(CMA)の承認を待って、廃止に進む可能性があります。 Googleは、同社が提唱するプライバシーサンドボックスへのCMAの調査結果に応じて、CMAに対してコメントを書面で発表しており、プライバシーサンドボックスがオンライン広告エコシステム全体における競争への有害性を十分に抑制しない限りはサードパーティークッキーを廃止しないとしています。 また、このコメントの対象を世界中の国と地域としています。CMAは広告パフォーマンスがオープンウェブで損なわれ、デジタル広告関連の支出がGoogleに集中し、エコシステムと消費者に悪影響を及ぼすことを懸念しています。このため、プライバシーサンドボックスはターゲティングと測定において十分なパフォーマンスを達成する必要があり、達成されない場合、Googleは規制の執行に直面する可能性が高いのです。 CriteoはGoogleと協力し、Chromeがサードパーティークッキーを廃止する前に何が必要か、プライバシーサンドボックスが要件を満たせるかどうか、また、経済的パフォーマンスとプライバシーを両立できるかどうかを理解してもらうことを目指しています。 1月のサードパーティークッキー廃止に向け、プライバシーサンドボックスソリューションのCriteoによるテストは引き続き行われます。当社のカバー範囲は小売業者220社を含む広告主クライアント1万9000社、ブランドセーフティーが確保されたオープンインターネットのパブリッシャー数千社に及び、テスト結果はChromeのテスト用トラフィックの割合が少ない状態であっても、Googleが提示する内容を証明する上で統計的に重要な役割を果たすと考えられます。 マーケターと対話していると、プライバシーサンドボックスが誤解されていると感じることが多々あります。プライバシーサンドボックスが大規模なコホートや、イニシアチブで言うところの「興味・関心グループ」に重点を置いたものであると思われがちですが、個人のパーソナライズやアトリビューションといった測定もテストの対象であることを伝えることも重要です。 これを踏まえ、プライバシーサンドボックスを活用する上でのCriteoの目標は、Googleがプライバシーサンドボックスで保証するユーザーのプライバシーを実現することを支援し、新規顧客の獲得や既存顧客の維持、リターゲティングキャンペーンで当社のお客さまが期待するパフォーマンスレベルを達成することとします。 Criteoは現在、リターゲティング広告や興味・関心に基づく広告、効果の測定をサードパーティークッキーなしで実現できるよう、Chromeで運用可能になった「Protected…

  • 「Microsoft 365」「Office 365」は高い、安い? 月額をシナリオ別に計算

    Microsoftは、Microsoft 365およびOffice 365というサブスクリプションサービスを提供しており、それぞれのプランが異なるサービスを含んでいます。本稿では、異なる組織に対する適切なプランとその費用について説明し、最終的には合計で728万円/月(税別)になることを示しています。

  • 2024年のサイバーセキュリティ予測–AI、クラウド、CISOの変化など

    2024年のサイバーセキュリティの予測では、AIの悪用が拡大し、クラウドセキュリティの取り組みが重要視される。企業や組織はAIのリスクを評価し、クラウドセキュリティ対策を強化する必要がある。CISOの役割もビジネスリスクとしての認識が進み、新たなスキルや連携が求められる見通し。

  • 激動の「生成」ブームに揺れた2023年のAIシーンを振り返る

    今年はAIにとって特に重要な年となり、製品発表が続き、AI企業の役員室でクーデターが起き、政策論争が巻き起こり、次なる「大ヒット」を目指す競争も始まりました。一方、AI産業に対するより責任ある行動や、影響力のあるプレイヤーたちに対する責任追及を求める具体的なツールや政策も登場しました。これはAIの未来に対する期待を大いに膨らませるものとなりました。2023年に得られた教訓を踏まえ、2024年は生成AIの真の価値を決める重要な年になると予想されます。

  • AI時代のメールセキュリティ技術とは–Check Point傘下のAvanan創業者に聞く

    現在、メールはマルウェア感染の主要な入口であり、攻撃者はフィッシングサイトへのリンクを埋め込んだメールを送ることでユーザーにマルウェアをダウンロードさせる手口が主流となっています。しかし、生成AIの発展により、フィッシングメールの日本語文面が自然に見えるようになっており、検出が困難になっています。このような状況に対応するために、Check Point Software Technologiesはクラウドベースのメールセキュリティを提供するAvananを買収し、より高度なメールセキュリティソリューションの提供を開始しています。メールは依然として攻撃ベクターの大きな要素であり、日本を含む世界各地でフィッシングメールが観測されています。

  • 生成AIで縮小する開発者の役割–より求められるビジネスへの注力

    生成AIの進化により、ソフトウェア開発者の役割は変化している。この技術は、迅速なコード生成を可能にし、開発者がもっと創造的な業務に集中できるようになるかもしれない。しかし、その進展は開発者の仕事内容を縮小させ、新しいビジネス要件に応じた機能開発により注力するよう変える。AIと自動化の時代において、開発者の役割はより興味深い新たな領域へとシフトしていくとされている。それは、プロジェクトでこなせる作業量が増え、開発者がもっと多くの技術やプラットフォームに対応できるようになることを意味している。また、AIの利用が拡大し、開発者はより高度な役割に対応し、ビジネスの要件にAIリソースをマッピングする能力が求められるだろう。

  • Google Cloud「Gemini」の全貌:マルチモーダル基盤モデルが企業クラウドにもたらす可能性

    Google Cloudの「Gemini」は、マルチモーダル基盤モデルの新境地として発表されました。テキスト、画像、音声、動画、コードなど多様な情報を扱い、幅広いタスクに対応できるこのモデルは、複雑な推論まで可能です。寳野氏と下田氏は、2023年のGoogle Cloud Applied AI Summitにて、Geminiのネイティブなマルチモーダル機能やNano、Pro、Ultraのサイズバリエーションを紹介。また、Vertex AIとAI Studioを用いてGeminiがどのように活用されるか、その開発環境やTPU v5pの革新性、コスト効率についても説明しました。Geminiのプレビュー開始やModel Gardenへの統合、さらには法的リスクへの対応など、企業が安心して利用できるような対策も強調されました。

  • グーグル、「Gemini Pro」のプレビュー版を「AI Studio」「Vertex AI」で利用可能に

    Googleは12月13日、人工知能プログラム「Gemini Pro」のプレビュー版をGoogle AI StudioとVertex AIユーザーに提供開始すると発表しました。これはGoogle Cloud上で動作するプログラミングツールで、1週間前に初披露され、AIハイパーコンピューティングインフラの一部を占めています。これらのサービスを通じて、Gemini Proへの大規模なアクセスが可能となりました。

  • 機械学習を活用して数千店舗をきめ細かく運営、米ホームセンターThe Home Depot

    ホームセンターチェーンのThe Home Depotは、各店舗の商品在庫管理を横断的に行うために、「Sidekick」アプリを開発しました。このアプリは機械学習とコンピュータービジョンを組み合わせて構築されており、従業員が求められる商品を迅速に見つけ出すことができます。これにより、顧客体験と店員の生産性の向上を実現しています。

  • 生成AIを「AWSのクラウド」で始める“基本の基” 知らないと損?

    AWSのアジア太平洋地域担当CTO、オリヴィエ・クライン氏は、AI技術(特に生成AI)の利活用を支えるAWSの役割について説明。AIサービス「Amazon Bedrock」で、ベクトルデータベースを使用し、バラエティに富んだAIモデルを利用できると紹介。さらに、生成AIを用いた業界特化型サービスの開発を目指し、最適化された選択肢の提供でユーザーの費用対効果を高めると述べた。

  • AIのリスクに対処–倫理的な導入を目指す取り組み

    AIの使用が増えるにつれ、倫理的な課題が浮上しています。AIの影響を監視し、誤った使用を防ぐための非営利組織が活躍している。これらの組織はAIが社会全体の水準を高める方向へ進歩するよう努めています。特に、ForHumanityはAIに関連するリスク軽減に取り組み、AI監査に関するルールを策定しています。また、Center for AI and Digital PolicyはAI教育による民主的価値の促進を目指しています。

  • EU AI法暫定合意、世界の「お手本」はなぜ難航したのか?

    この記事はEU AI法について報じています。一度投票で進むとされたEU AI法は、現在、法案の否決可能性が浮上しています。フランス、ドイツ、イタリアの首脳が基本条項に反対していることが主な理由で、AI規制の世界基準設定に影響を与えます。また、生体認証データとAIの利用が議論の焦点となっています。