SIEMを機能させるための必要条件

GartnerはSIEM(Security Information and Event Management)を、セキュリティ機器、ネットワークインフラ、システム、アプリケーションが生み出すイベントデータを集約する技術と 定義する 。SIEMの主なデータソースはログデータだが、他の形式のデータ(ネットワークテレメトリーデータなど)も処理できる。 

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国家戦略としてAIに臨むアイルランド、知られざるAI強国の実力

北西ヨーロッパに位置するアイルランドは、以前から国家を挙げてIT産業を育成していることで有名である。2021年7月、同国はAI産業を支援する新たな国家戦略「AI – Here for Good」を発表した。新たな国家戦略によって、アイルランドがAIの技術・活用レベルを一段と上げて成長を遂げることが予想される。今回は、最近のドイツの現地記事からアイルランドが国を挙げて取り組むAI戦略とその成果についてお伝えする。報道を見るにドイツは、EUの一員としてアイルランドの急速な進展をドイツ産業界への危機と認識し、焦りを感じているようだ。

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グーグル、次世代のAIアーキテクチャー「Pathways」を発表–マルチタスクが可能に

Googleの人工知能(AI)担当責任者で、ディープラーニング(深層学習)やAIを主要な研究テーマとするプロジェクト「Google Brain」を共同で立ち上げたJeff Dean氏によると、現在のAIモデルは1つの芸当しかできない段階にあり、「通常は1つのことしかできないように訓練されている」という。しかし、「 Pathways 」という新たなアプローチにより、多数の芸をこなすよう訓練できるようになる可能性があるという。

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Google CloudがSparkのマネージドサービスを発表

Google(グーグル)は米国時間10月12日の同社Cloud Nextイベントで、フルマネージドサービスとして「 Spark on Google Cloud」の提供を発表した。これにより、オープンソースの人気データプロセッシングエンジンをGoogle Cloud上のプレミアムなサービスとして利用できるようになる。

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Google CloudがBigQuery Omniの一般提供を開始

Google(グーグル)は 2020年夏 にAnthosベースのマルチクラウドデータ分析ソリューションであるBigQuery Omniを初めて公開した。米国時間10月12日、毎年恒例のCloud Nextイベントで同社はBigQuery Omniの一般提供を開始したと発表した。Omniの特徴は、標準的なBigQueryのインターフェイスを使ってMicrosoft(マイクロソフト)のAzureやAWSなど他のクラウドにあるデータのクエリを実行できることだ。クラウド間でデータを移動する必要はない。

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グーグルのビジネスインテリジェンスサービスLookerがライバルTableauと連携

2019年にGoogle(グーグル)はビジネスインテリジェンスサービスの Looker (ルッカー)を26億ドル(約2950億ドル)で 買収した 。Salesforce(セールスフォース)は Tableau (タブロー)を157億ドル(約1兆7800億円)で 買収した 。米国時間10月12日、新たな統合によってライバルである2つのプロダクトの距離が縮まった。具体的には、TableauユーザーはまもなくLookerのセマンティックレイヤーにアクセスできるようになり、GoogleのLookerユーザーはまもなくLookerプラットフォーム上でTableauの視覚化レイヤーを利用できるようになる。

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日本など7カ国、暗号化された通信へのバックドアをIT企業に要請

機密情報を共有する5カ国協定、いわゆる「 ファイブアイズ 」の参加国(米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド)が、日本およびインドの政府代表と連名で声明を発表した。テクノロジー企業に向けて、エンドツーエンドの暗号化された通信に法執行機関がアクセスすることを可能にする解決策の開発を要請している。

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