東日本電信電話(NTT東日本)は1月19日、グリラスとICT/IoTを活用した食用コオロギのスマート飼育の確立を目指す実証実験を1月より開始したと発表した。第一歩として、NTTe-City Labo(NTT中央研修センタ)内の一室を食用コオロギの飼育施設として新たに整備し、実証の基礎となるコオロギの飼育における環境要因のデータ収集および分析を開始する。
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札幌医科大学と富士通、個人の健康データの活用推進で合意
札幌医科大学と富士通は、個人が健康や医療に関するデータを主体的に管理するヘルスケア領域のデータポータビリティーの実現に向けて、同大学の附属施設である札幌医科大学附属病院において電子カルテシステムに蓄積された患者の診療データ(Electronic Health Records、EHR)を含む個人の健康データ(PHR:Personal Health Records)を活用する取り組みについて合意した。
JR東とKDDI、フードデリバリーの実証実験–オフィスフロアまでの自動配送目指す
JR東日本とKDDIは1月10日、JR目黒MARCビルにおいて、フードデリバリーサービスの実証実験を開始すると発表した。
NTTデータ経営研究所ら、高知県のゆず農園でローカル5Gを用いたスマート農業実証を開始
同実証は、ゆず農園にローカル5G基地局を設置し、4K360度カメラやスマートグラスなどのIoT機器を活用した
薬局の業務全体を大変革する「MAPs for PHARMACY DX」提供開始、レセコン電子薬歴を使いやすく
薬局の在り方にも急激な変化が求められる中、株式会社EMシステムズは薬局向け業務支援システム「MAPs for PHARMACY DX」の提供を開始しました。
パナソニックHD、インドで電動車両向けのIT運用支援システムの実証事業に着手
パナソニック ホールディングス(パナソニックHD)は、インドで電動車両(Eモビリティー)の製造・運営事業を行うETO Motors Private Limited(ETO Motors)と共に、出発地から最寄り駅までの区間(ファーストマイル)や最寄り駅から目的地までの区間(ラストマイル)交通向けのEモビリティーに対するIT運用支援システムの実証事業に着手した。同HDが12月26日に発表した。
トリプラ、宿泊施設向け集客支援サービス「triplaサクセス」–予約システム運用代行
トリプラは12月22日、宿泊施設の自社公式サイトおよび国内外の予約サイト(OTA:Online Travel Agent)からの集客最適化を推進するサービスとして、「triplaサクセス」の提供を開始すると発表した。
triplaサクセス概要
triplaサクセス概要
triplaサクセスは、施設当たり3万円の月額固定料金で、運用代行からアクションプランの作成までを実行する、宿泊施設向けの集客支援サービス。低価格な予約システム運用代行とアクションプラン作成サービスの提供により、宿泊施設の収益最大化とリソース不足の解消が期待できる。
トリプラよると、コロナ禍で宿泊者数が激減した宿泊業界において、自社公式サイト経由の売上はコロナ禍以前に比べ増加傾向にあり、自社予約比率向上の重要性が問われているという。その一方で、「運用に時間が割けず、販売経路がOTAに限られてしまう」「IT担当者不足でウェブ集客に取り組めない」「コンサル費が高額で委託ができない」など、人材とリソース不足が原因で、システムの導入や運用が困難な施設が多いのも現状だ。
コロナ禍の影響を受け宿泊者数が激減
コロナ禍の影響を受け宿泊者数が激減
そこでトリプラは、これまで宿泊業界に特化したサービスを提供してきた経験と知識をもとに、triplaサクセスの提供を開始した。手数料率を抑えられる公式サイト経由の予約率増加のための施策を随時実施し、公式サイトで充足できない集客分をOTAで補う実務を最適化。国内外のOTAも含めた販売経路の拡大を行うとともに、予約エンジン機能、価格、在庫といった、重要項目のPDCAサイクルの構築も担う。
予約システムの運用代行やデータに基づいたアクションプランの作成等をトリプラが補うことで、人手不足の解消に加え、ウェブ販売設定に費やす時間を削減し、レベニューマネジメント業務や顧客サービス向上への取り組みに専念することが可能となる。
トリプラは、2017年1月にAIチャットボット「tripla Bot」の提供を開始し、宿泊業界に特化したSaaS型のサービスを展開。自社で開発、提供するサービスの導入施設数は、2000施設を突破したという。
日立と積水化学、材料特性予測AIの精度を量子アニーリングで向上、材料開発期間を2割短縮
日立製作所(以下、日立)は2022年12月16日、積水化学工業と取り組んでいる材料開発において、材料の特性を予測するAIモデルの精度を量子アニーニングで高められることを実証したと発表した。
JBCC、マネージドクラウド「EcoOne Google Cloud」を提供、AWSとAzureはすでに提供中
JBCCは2022年12月14日、マネージドクラウドサービス「EcoOne Google Cloud」を提供開始した。
NEC、「Treasure Data CDP」のSIサービス、導入からデータ加工/活用支援までワンストップで提供
NECは2022年12月19日、顧客データ基盤(CDP)SIサービス「カスタマーインサイトサービス」を提供開始した。
CSV/ParquetファイルをSQLで分析可能な「MySQL HeatWave Lakehouse」、2023年前半に提供
日本オラクルは2022年12月16日、CSV/Apache Parquetファイル向けSQLエンジン「MySQL HeatWave Lakehouse」について説明した。オブジェクトストレージ上にあるファイル形式のデータに対してSQLで分析をかけられる。SQLエンジンには、高速データベース「MySQL HeatWave」を使う。2022年10月に開催したプライベートイベント「Oracle CloudWorld 2022」で発表したサービスであり、現在ベータ版を提供中。2023年前半に一般提供開始を予定している。 日本オラクルの「MySQL HeatWave Lakehouse」は、CSV(カンマ区切り形式)ファイルやApache Parquetファイルなどのファイル形式データをSQLで分析可能なデータベースエンジンである(図1)。オブジェクトストレージ上にあるファイル形式のデータに対してSQLで分析をかけられる。SQLエンジンには、高速データベース「MySQL HeatWave」を使う。現在ベータ版を提供中であり、2023年前半に一般提供開始を予定している。 図1:「MySQL HeatWave Lakehouse」の概要(出典:日本オラクル)拡大画像表示 ファイルから得たテーブルとRDB上で管理しているテーブルをJOIN(結合)する、といったことも可能である。オブジェクトストレージのデータ転送速度に合わせてオブジェクトストレージからのデータのロード速度を自動で制御する、といった機能も備える。オブジェクトストレージごとの性能のばらつきを吸収する仕掛けも備える(図2)。 図2:オブジェクトストレージからデータを高速に取り込む仕掛けの例(出典:日本オラクル)拡大画像表示 背景について日本オラクルは、分析すべき多くのデータが、RDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)上ではなく、オブジェクトストレージ上にファイル形式で置かれている、という現状を指摘する。IoTセンサーデータや業務データなどである。RDBMSに取り込まない限り、このままではSQLで分析できない。これをSQLで分析できるようにする製品としてMySQL HeatWave Lakehouseを用意した。 MySQL HeatWave for Azureも発表 Oracle
ジャストシステム、営業支援クラウド「JUST.SFA」新版、サブスク事業向け機能を追加
ジャストシステムは2022年12月15日、クラウド型SFA(営業支援)サービス「JUST.SFA」の新版を発表した。
電子レシートの購買統計データを用いてデータ分析を高度化─CTCと東芝グループがデータ分析基盤SIで協業
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)、東芝データ、東芝テックの3社は2022年12月1日、CTCのデータ活用基盤構築SIサービス「D-Native」に、東芝テックの電子レシートサービス「スマートレシート」から得られる購買データを連携させる取り組みを開始した。
IIJ、ASTERIA Warpを利用したデータ連携サービスを開始、ノーコードで連携設定が可能
インターネットイニシアティブ(IIJ)は2022年12月12日、クラウド型データ連携サービス「IIJクラウドデータプラットフォームサービス」を発表した。同年12月21日から提供する。