APC、「マイグレーションサービス for Microsoft Azure」を開始、最小規模で80万円から

エーピーコミュニケーションズ(APC)は2022年6月27日、「マイグレーションサービス for Microsoft Azure」を提供開始した。オンプレミス環境の情報システムをパブリッククラウドのMicrosoft Azureへとマイグレーション(移行)するSIサービスである。移行後の運用までを見据えてサービスを提供する。最小規模の価格例として、ユーザー20人を管理しているActive Directory(AD)をAzure ADに移行するケースが、エンジニア3人、3週間の作業期間で80万円から。

 エーピーコミュニケーションズ(APC)の「マイグレーションサービス for Microsoft Azure」は、オンプレミス環境の情報システムをパブリッククラウドのMicrosoft Azureへとマイグレーション(移行)するSIサービスである。移行後の運用までを見据えてサービスを提供するとしている。

Subscribe to get access

Read more of this content when you subscribe today.

 プロジェクトの工程面では、要件定義から試験までを提供する。技術面では、各種パブリッククラウド、コンテナ、CI/CDなどの支援が可能である(図1)。人員面では、3~20人程度のエンジニアがプロジェクト管理、リーダー、メンバーの役割として包括的に対応する。

 最初に、マイグレーション対象のシステムについてヒアリングを実施し、見積もりを作成する。続いて、ヒアリングした内容をもとに、ユーザーの将来的なビジネス予測に合わせて拡張性を確保したシステム構成を提案する。

 最小規模の価格例としてAPCは、ユーザー20人を管理しているActive Directory(AD)をAzure ADに移行するケースを挙げている。エンジニア3人(進行管理×1人、作業者×2人)が担当しう、3週間の作業期間で、価格は80万円から。

 APCがクラウドマイグレーションサービスを提供する背景には、クラウドへの移行が難しいという状況がある。移行にあたっては、インフラだけでなくアプリケーションやセキュリティなどの知識や経験も必要だとしている。

Original Post>