Boston Dynamicsの四足歩行ロボットSpot用アームとルンバのように自らを充電するドックが2021年初頭に発売

Boston Dynamicsの新CEOであるRob Playter(ロブ・プレイター)氏によると、同社の精巧な四足歩行ロボットSpotは、2020年9月のDisruptに登場した時点でほぼ260台売れていた。この7万5000ドル(約780万円)のロボットは、商業的な魅力について少々疑問に直面しているが、それぞれ自分たちなりに活用するする方法を見つけたいようだ。 Spotの多くの特長の中で特に開発者やサードパーティーが気に入っているのは、アクセサリーを取り付けて、建設や遠隔医療などさまざまなアプリケーションを実現するプラットフォームとしての位置づけだ。Boston Dynamics自身も積極的にアクセサリーを開発して、Spotの用途を多様化しようとしている。 同社が最近発表したのはロボットアームのアドオンで、ドアを開けたり物を持ち上げたりするなど、多様なタスクを実行できる。アームはすでに、数年前のSpot / Spot Miniのビデオで紹介されているため、その追加は同社にとって容易なことだっただろう。同社の初めての商用製品でありながら、アームがないことに、正直にいって私は少々幻滅していた。 画像クレジット:Boston Dynamics アームの発売は2021年の早い時期になる。アームは6つの自由度があり、ロボットと一緒に動く。同社によると「ベースになるロボットと同じく、アームも単なるハードウェアではない。直観的なUIがあり、タブレットから遠隔操作や自動運転の監視や制御ができる」という。 アームとグリッパーは、APIからアクセスできる。ドアを開けたり、モノをつかんで引きずるといった同社を自動化するアプリケーションのベータ版がアームに同梱されている。 画像クレジット:Boston Dynamics Boston Dynamicsの発表では、このロボットにはエンタープライズバージョンがあり、ロボットが自らを充電するためのドックもある。Roombaのように、Spotは自力でドックに戻り充電する。石油掘削の現場や放射能の危険のある場所など、人間がいない方がよい場所で、このロボットは理想的な働きをしてくれる。 エンタープライズバージョンも、2021年初頭の発売される。いずれも価格は未定だ。 関連記事: Boston Dynamicsは早ければ来年にも物流ロボットの計画を実現へ カテゴリー: ロボティクス タグ: Boston Dynamics 、 Spot 画像クレジット: Boston Dynamics [ 原文へ ] (翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa )

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