Hacobuが動態管理サービスMOVO Fleetの配送計画機能に新機能追加、荷物・荷量情報を組み込み高度な輸送分析が可能に

「運ぶを最適化する」をミッションとして、企業間物流の最適化を目指す Hacobu (ハコブ)は9 月21日、動態管理サービス「 MOVO Fleet 」(ムーボ・フリート)の配送計画機能に「荷物・荷量管理機能」を追加したと発表した。ドライバー向けオプション機能と併用することで、荷量と作業時間の実績データを取得でき、高度な配送業務の分析をサポートするという。 

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MOVO Fleetは、物流業界に特化したテレマティクスサービス(移動体に通信システムなどの機器を搭載し情報などを提供するサービス)。ロジスティクス・クラウド「MOVO」(ムーボ)のアプリケーションの1つにあたり、GPSを使った車両位置把握により、車両管理における業務負荷軽減や、配送の効率化を行える。

MOVO Fleetオプションの配送計画機能は、ダッシュボード上で配送計画を一覧表示し、計画に対する実績、遅れを把握することで運行管理の負荷を軽減するというもの。今回追加の「荷物・荷量管理機能」により、配送計画に配送の内容(荷物名、伝票番号、荷姿、数量など)も指示できるようになった。Hacobuが動態管理サービスMOVO Fleetの配送計画機能に新機能追加、荷物・荷量情報を組み込み高度な輸送分析が可能に

配送計画機能画面Hacobuが動態管理サービスMOVO Fleetの配送計画機能に新機能追加、荷物・荷量情報を組み込み高度な輸送分析が可能に

荷物・荷量管理機能により、配送計画に配送の内容(荷物名、伝票番号、荷姿、数量など)も指示できるようになった

運行管理者のメリットとしては、ドライバーに配送の内容を指示できる点がある。ドライバー向けオプション機能のドライバーサポートプランを併用すると、配送指示書の手渡しが不要になる上、配送改善のためのデータ取得が可能になる。具体的には、ドライバーがスマートフォンで登録する荷積み荷降ろしなどの実績データから、荷量と作業時間の分析ができるようになる。

ドライバーのメリットとしては、ドライバーサポートプラン併用により、配送計画、配送の内容をスマートフォンで確認可能になる点がある。荷物の検品管理、物品の破損が発生した場合の報告などに活用可能という。