日本オラクルは2022年7月21日、「Oracle Database Service for Microsoft Azure」の提供を開始したと発表した。Oracle Cloud上のデータベースとMicrosoft Azure上のアプリケーションを組み合わせたITシステムのインフラを、以前よりも簡単に整備できる。同サービスを使うと、AzureのUIに似た管理コンソールの操作によってOracle Cloud上にデータベースを配備し、これらデータベースの運用状況をAzure上で監視可能になる。
日本オラクルの「Oracle Database Service for Microsoft Azure」は、Oracle Cloud上のデータベースとMicrosoft Azure上のアプリケーションを組み合わせたITシステムのインフラを、以前よりも簡単に整備可能なサービスである(図1)。Azure風の管理コンソールを介してOracle Cloud上にデータベースを配備したり、Azureの管理コンソールでOracle Cloud上のデータベースの稼働状況を監視したりできるようになる。
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これまでも、Oracle CloudとAzureは、これらのクラウドにまたがったITシステムを運用しやすくするため、互いのデータセンターを低遅延のネットワークで接続するサービスを提供してきた(関連記事:Oracle Cloud東京リージョンとAzure東日本リージョンを相互接続)。現在では、東京を含む世界11カ所で、データセンターを相互に接続している。
今回、単なるネットワーク接続だけでなく、2つのクラウドサービスの連携を一歩進めた。より簡単に、マルチクラウド型のITシステムを構築・運用できるようにした。具体的には、使いやすいポータルページや管理コンソールを新たに用意し、データベースの配備やクラウド間での情報連携などを容易にした。
ユーザーはまず、オンラインのポータルサイトを介して、Oracle CloudとAzureを接続した低遅延ネットワークの利用を申請する。接続対象のデータセンターを指定し、2つのクラウドサービスのアカウントを連携させる。これにより、データベースを配備するための管理コンソールが使えるようになる。
次に、管理コンソールから、Oracle Cloud上にデータベースを配備する。Azureの管理コンソールと見た目がほとんど変わらない画面で配備できるという(画面1)。配備可能なデータベースは、Oracle Autonomous Database、Exadata Database Service、Base Database Serviceの3種類である。
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データベースの配備が終わると、Azureの管理コンソールでデータベースを監視できるようになる(画面2)。クラウド間では、ログイン情報も共有する。Azure上のログイン認証を経ることによって、Oracle CloudにID認証情報を連携し、別途Oracle Cloudにログインせずにシステムを利用可能である。
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