アシスト、データ連携ツール「DataSpider」の販売を強化、オンプレ版だけでなくクラウド版も販売

 

[ 新製品・サービス ] アシスト、データ連携ツール「DataSpider」の販売を強化、オンプレ版だけでなくクラウド版も販売 2021年2月8日(月) 日川 佳三(IT Leaders編集部) アシストは2021年2月8日、システム同士をデータ連携させるEAI機能をクラウド型で提供するサービス「DataSpider Cloud」を同日付で販売開始した。これまでもオンプレミス版の「DataSpider Servista」を販売していたが、今回新たにSaaS版の販売も開始した。DataSpider ServistaとDataSpider Cloudの開発会社は、セゾン情報システムズ。  

 

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DataSpider Servistaと、DataSpider ServistaのSaaS版であるDataSpider Cloudは、システム同士をデータ連携させるソフトウェアである(関連記事セゾン情報、データ連携クラウド「DataSpider Cloud」強化でオンプレ資源にアクセス)。社内システムやクラウドサービスといった複数のシステム同士を、スケジュール駆動やトリガー駆動などのタイミングでデータ連携させられる。システム同士を連携させるロジックは、マウス操作によるビジュアル開発で定義できる。図1:クラウド型のデータ連携ツール「DataSpider Cloud」の概要(出典:アシスト)
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 アシストはこれまで、オンプレミス版のDataSpider Servistaを販売してきた。今回、DataSpider ServistaのSaaS型クラウドサービス版であるDataSpider Cloudについても新たに販売を開始した(図1)。コロナ禍の影響で完全クラウド化を目指す企業が増えていることを受けて、データ連携の選択肢を増やすためにSaaS版の取り扱いを開始した。

 接続先のアダプタ数やマシンスペックなどに応じて、「Basic」(標準で22種類のアダプタを搭載、スペックはメモリーが2688MB)と「Advance」(標準で27種類のアダプタを搭載、スペックはメモリーが4096MB)の2種類のラインナップで販売する。価格(税別)は、Basicが月額20万円、Advanceが月額30万円。なお、初回は最低3カ月の契約が必要。