SCSKは2022年11月29日、データ活用基盤「Add-Value for Insight」を発表した。同年12月から提供する。SAP S/4HANAを中核に、社内外の各種データを手間をかけずに統合するとしている。これにより、経営層から現場まで、誰もがタイムリにデータを活用できるように支援する。価格は、個別見積もり。販売目標は、今後1年間で4~5社。2025年度までに10~15社。
SCSKの「Add-Value for Insight」は、社内外の各種データを統合するデータ活用基盤である(図1)。各種コネクタを用意しており、SAP S/4HANAを中核に、各種データを手間をかけずに統合する。経営層から現場まで、誰もがタイムリにデータを活用できるように支援する。
インフォマティカ・ジャパンのデータ管理ソフトウェア「Intelligent Data Management Cloud」(IDMC)と、Google Cloudのデータ管理サービス群を組み合わせた。これらで構成するデータ活用基盤を、検証済みモデルとしてテンプレート化した。1から環境を構築・検証する必要がなく、データ活用基盤を短期間・低コストで構築可能である。
IDMCは、各種形式のデータを収集・抽出・変換・格納し、これらのデータをカタログ化する。社内に散在するすべてのデータを一元管理することで、データのサイロ化を解消する。また、カタログ化によってデータの所在や意味からデータを見つけやすくなるので、目的のデータを探索する時間が減る。全社横断で、どこからでも容易に欲しいデータを発見し、分析・活用できるようになる。
同社は、「思うようにデータを活用できている企業は一握り」だと指摘する。この要因の1つにシステムの「サイロ化」がある。事業/組織ごとにシステムや業務が縦割りで、データも分断されている。「データの収集や加工に時間がかかってタイムリに分析できない問題や、データの鮮度が低下する問題が生じている」(同社)。
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